20代男性、椎間板ヘルニアの症例報告
こんにちは!整体サロン アンティオールです!本日は「椎間板ヘルニアによる下肢の痛み」でお悩みの20代男性の症例をご紹介させていただきます。
患者様情報
年齢:20代 性別:男性
職業:物流関係(力仕事)+デスクワーク
主訴:歩けない程足が痛い。
趣味:野球、筋トレ
ご来院のきっかけ
元々慢性的な腰痛があったが、生活に支障はなく放置していた。3カ月前に友人と野球で投球動作を繰り返したのがきっかけで下肢に激痛が走る。整形外科受診で「椎間板ヘルニア」と診断を受ける。内服薬だけではなかなか下肢の痛みが取れず、藁にもすがる思いで当院に来られました。
初回時の状態
歩き始めから右太もも~ふくらはぎ外側にかけて痛みあり。足の引きずりがみられる。体幹の軽度前屈で悪化。仰向けに寝た状態でも下肢の痺れが出ている状態でした。
介入
- 椎間板への施術
- 坐骨神経アプローチ
- 体幹トレーニング
- 内臓アプローチ
- ストレッチング
経過・結果
- 初回後:足の引きずり軽減。
- 2~5回目:生活での痛みが痺れに移行。(1ヵ月半経過)
- 6回目以降:30分以上の歩行でも痛み軽減。トレーニング再開。(3カ月経過)
- 8回目以降:再発予防期に移行
施術のご相談・ご予約
評価
歩き始めから右太もも~ふくらはぎ外側にかけて痛みあり。足の引きずりがみられる。体幹の軽度前屈で悪化。仰向けに寝た状態でも下肢の痺れが出ている状態でした。ヘルニアになる要因である姿勢(骨盤帯後傾/体幹回旋可動域低下)をつくる、ハムストリングス・梨状筋・下腿三頭筋の伸張性低下。骨盤帯前傾困難で、坐骨神経の滑走性も低下している状態。腓骨神経の硬結あり、小腸/大腸の施術後、痛みのある神経路の硬結軽減。
生活状況の問診では、骨盤後傾位での長時間座位が多くあったことや、ストレス過多で求職していたこと、歩く機会が酸くなっていたこと、飲水量は一日500㎖程度であったことが聞かれました。
施術内容
- 椎間板への施術:
- 坐骨神経アプローチ:神経の通り道の筋膜リリースと神経滑走の促し実施。
- 体幹トレーニング:背骨をコルセットとして支えている腹横筋/多裂筋のセルフケアとしても提案。
- 内臓アプローチ:背骨を圧迫している可能性のある小腸/大腸/腎臓/肝臓の施術実施。
- ストレッチング:痛みの出ている範囲に該当する坐骨神経/臀部に加えて、体幹回旋の動きを阻害している胸部周囲のストレッチング実施。セルフケアとしても提案。
- 踵からついて母指球で蹴るような歩行で、毎日30分歩く習慣提案。
経過と変化
初回では足の引きずりが軽減。2回目~4回目で下肢の痛みが痺れに移行。その段階から屋外30分歩行くよう提案。歩く習慣がついて体幹トレーニングも同時並行してから、痺れが出る日と出ない日が半分半分くらいに移行(通院して2ヶ月目)。通院3ヶ月目で趣味のトレーニング再開。通院4カ月目に突入したころには生活・仕事での痛み/痺れは寛解。トレーニング前のストレッチングの習慣ついた状態となる。
お客様の声
自分がまさかヘルニアになるなんて思ってもみませんでした。元々身体は硬い方でしたが、ストレッチとかは嫌いで全くしていなくて、その状態で運動をしたのが原因だったんだなと、説明を受けて納得しました。もう二度とあの痛みは味わいたくはないので、教えて頂いたセルフケアは今でも定期的に行うようにしています。良くなって本当に良かったです!
担当コメント
近頃、20代という若年層でも椎間板ヘルニアになり、当院へご来院される方は多くいらっしゃいます。今回の症例の方は、痛みが強い分、手術をして早く良くなりたいという希望もきかれていましたが、手術をしなくても良くなる可能性があることをお伝えしました。逆に、痛みのある個所だけ仮に解決したとしても痺れが残ってしまったり、ヘルニアの本当の犯人(原因)が残されていた場合、再発するリスクはかなり高いです。そのため、今回のように再発しないための身体つくりをしながら施術を繰り返すことで、長期的に腰に負担のかからない身体を構築していくことができます。
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