50代男性、股関節痛の症例報告
こんにちは!整体サロン アンティオールです!本日もブログを見てくださりありがとうございます✨
当院へお越しいただくお客様の中で、整形外科にて“変形性股関節症”と診断を受けてから手術をするかどうか迷われてお越しいただく方がいらっしゃいます。
そこで今回は、手術が必要と言われ、「仕事を休むことはできないから手術をしない選択はないか」と、当院へお越しくださったお客様をご紹介させていただきます。
患者様情報
◆年齢:50代 ◆性別:男性
◆職業:宅配業
◆主訴:仕事で荷重で痛みがある。歩いても痛いし、寝てる時も痛い。まっすぐ立つと痛い。
◆目標:子供が成人するまでは、仕事を休まず続けたい。
ご来院のきっかけ
数年前より整形外科にて「変形性股関節症」と診断を受け、痛みが出たり出なかったりを繰り返していた。ここ数カ月で痛みが悪化し、病院へ行くと手術適応と診断を受ける。手術となると、仕事を休まないといけないがその前に何か選択肢はないかと、最後の砦としてご来院くださりました。
初回時の状態
歩いていて荷重がかかる時、仕事中・仕事後に股関節の外側に強い痛みあり。初回の時は寝る時にも痛みが取れず薬を内服することもあったとのこと。
歩容は、痛みをかばうように右足荷重時にお尻を振るような歩き方をしている状態。
介入
子供が成人するまでは一家の大黒柱として『仕事を続けても痛みが軽減した状態であること』を目標に介入いたしました。
股関節自体へのアプローチだけでなく、足部と体幹部に対しても評価・施術を行い、自宅で毎日行うセルフトレーニングの提案を行いました。
経過・結果
- 初回後:歩行中の痛み軽減。足が少し軽くなったと話される。
- 4回目:仕事中の痛みが半分以下に軽減。
- 10回目:仕事中の痛みが全くない日が週の半分以上に。股関節の行く末に対する不安感も軽減。
- 15回目以降:再発予防期へ移行
施術のご相談・ご予約
評価
『手術ではない選択肢で、仕事を継続すること』を目標に、股関節の痛みを生じさせている根本原因を探っていきました。
➀足趾・足関節可動域制限:アキレス腱とその周囲の脂肪体の硬さ、足趾の関節の可動制限あり。
➁股関節周囲筋の筋出力低下:片足立ちの時に支えるための股関節周囲筋の筋力低下あり。
➂脊柱~肩甲骨周囲の柔軟性低下:身体の軸を支えるための脊柱~肩甲骨周囲の動きにくさあり。荷物を運ぶ際に、体幹部ではなく下肢(股関節部)に負担がきた可能性あり。
これらの要因が重なった結果、股関節の変形が生じ、関節部に負担をかけてしまったのではないかと考えられました。それと同時に関節部以外のところが機能することで、股関節への負担が軽減し、現状の痛みが軽減する見込みがあったため介入を進める提案をいたしました。
施術内容
- 殿筋群の筋膜リリース:小殿筋・中殿筋・梨状筋を緩めました。
- 足関節・足趾のストレッチング:アキレス腱、足趾屈筋腱中心に実施。
- 股関節周囲筋のトレーニング:下半身の土台となる股関節周囲(特に殿筋)の筋力低下が見られたため、荷重時の股関節部の負担を減らすために、殿筋を中心にトレーニング実施。
- 体幹部のトレーニング:腹斜筋・腹横筋のトレーニング実施。
- セルフケア提案:股関節周囲筋のトレーニング、足部のストレッチ、体幹トレーニング
- 歩行指導:外側重心になり過ぎないよう、母指球に乗せる意識を指導。
経過と変化
初回では、股関節周囲の筋肉が固まり使いにくい状態であったため、下肢を支えられるように左右共に介入を行った。結果、初回時から歩行中の痛みの軽減がみられました。また、自宅でもできる股関節のトレーニングを2つお伝えして、ほぼ毎日実施して頂きました。初回より、殿筋群の筋力に左右差が見られにくくなった頃から、仕事中の痛みが半分以下になってきたと聞かれました。
配達の仕事であるため、仕事量によっては痛みの振れ幅はありましたが、自身で痛みコントロールできるようになってきたところから、月1のメンテナンスへ移行しました。「この状態が維持できれば手術を考えなくても仕事が続けられそう」と聞かれました。
担当コメント
今回、整形外科にて手術適応と診断を受け、年齢的にまだ仕事も休めず何か選択肢はないかと来てくださり、「関節部への負担を少しでも軽減してお仕事を続けてほしい」という想いで介入を行いました。
実際、関節が変形している状態を徒手での介入でどうこうするというのは、ほぼ不可能な話です。じゃあ、どのようにしていけば痛みが軽減するのか、整体にはどんな役割があるのかというと、、、
『痛みの本当の原因を探すこと』です!
確かに関節に変形はあり、手術をした方が痛みが取れる可能性もありますし、場合によっては効率的かもしれません。ただ、人には生活があり、仕事があるため、それを第一選択にできない方も多くいます。ただ、変形した関節部以外の要因で痛みを発生させている可能性も十分にあります。逆に、手術をしたとしても本当の原因が残ったままですと、再発のリスクや、反対側の股関節に痛みが出ることも考えられます。
今回は、支えるための筋肉が上手く機能するように介入した結果、同じ仕事をしていても痛みの軽減に繋がりました。この方は運動の習慣もついて機能していなかった筋肉に脳が反応しやすくもなってきています。そうすると、反対側の股関節や膝関節への負担も軽減するため二次的障害の予防にもなっているかと思います。
もし、同じ様に悩んでいる方がいましたら、必ず選択肢があると思うので、まずは根本的な原因を知るために足を運んでくださると幸いです。
ご相談だけでも構いません!
お気軽にご相談してください😊
