50代女性、膝関節痛の症例報告
こんにちは!整体サロン アンティオールです!本日もブログを見てくださりありがとうございます✨
12月に入りかなり冷え込む季節となりましたが、この時期に多く訴えが聞かれるのが“膝関節の痛み”です。
今回ご紹介させて頂くのは、1年前、寒い時期になってから痛みが強くなり、繰り返す痛みをどうにかしたいという想いで当院へ来られたお客様です。そして今年の冬、痛みが再発せず乗り切れているようです!
では、どのような経過で良くなっていったのか、以下に書かせていただきます。
患者様情報
◆年齢:50代 ◆性別:女性
◆職業:福祉関係のお仕事(床に座る、しゃがむ等の動きが必要)
◆主訴:しゃがむ動き全般でお皿の下が痛い。正座が出来ない。
◆趣味:スケート
◆目標:正座ができるようになって、子供たちと快く遊べるようになりたい。
ご来院のきっかけ
2年以上前から膝の痛みを感じ、整形外科では「変形性股関節症」と診断を受け、ヒアルロン酸注射を2週間に1回ほど処方されておりました。仕事では、子供たちを相手にするため、床に座ることやしゃがむことも多く、痛みを感じながらもなんとか試行錯誤して誤魔化してきたとのことでした。
冬の時期になり、寒さの影響なのか痛みが強くなり、歩行中にも痛みを感じるようになったところで、注射以外の選択肢はないか再度探した結果、Googleの口コミで同じような症状の方のコメントを見て、「良くしてくれるかも」と当院を選んでいただきました。
初回時の状態
立った状態からしゃがむと、膝のお皿の下に痛みの訴えあり(点数6~7/10点)。寝た状態で体重をかけずに膝関節の屈曲角度は120°前後(正座には150°以上必要)。
日常生活ではストレッチ等の習慣はなく、股関節・足関節の柔軟性が低下している様子でした。趣味のスケートで使っている筋肉(太ももの前・横、ふくらはぎ)は維持されている状態でした。
介入
仕事で子供たちと一緒に痛みを気にせずに遊べるよう、『正座が出来るようになること』を目標に介入いたしました。
膝周囲のアプローチだけでなく、股関節・足関節・脊柱(背骨の硬さ)に対しても施術を行い、自宅/仕事の隙間時間で毎日行うセルフエクササイズの提案を行いました。
経過・結果
- 初回後:体重をかけない状態での膝屈曲角度増大。
- 4回目:体重をかけた状態でしゃがめるようになる。
- 7回目:痛みなく正座ができるようになる。
- 10回目以降:再発予防期へ移行
施術のご相談・ご予約
評価
『正座が出来るようになる』を最終目標に、現状の膝関節の痛みと可動域制限の根本原因を探っていきました。
➀足関節底屈制限:足の甲の皮膚の硬さと、足の指の筋肉がはたらき低下。
➁足関節背屈制限:アキレス腱とその周囲の脂肪体の硬さあり。
➂股関節周囲筋の柔軟性低下:お尻周りと腸腰筋の筋肉の硬さあり、股関節が伸びにくくなっている=膝が曲がり易く、体重がかかる度に膝関節部に負担をかけている。
➃大腸の硬さ:腸腰筋と密接にかかわる大腸に張りがあり、浮腫んでいる状態。これにより、膝関節に行きわたる神経・血管も圧迫してしまい、痛みに繋がっている可能性あり。
これらの要因が重なった結果、普段の生活で膝関節に負担をかけることが多く、年月をかけて今の状態になってしまったと考えます。しかしながら、レントゲン上では骨に軽度の異常はあると言われているものの、骨(膝関節部)以外にも痛みを生じさせている要因が複数あったため、軽度の変形がそのままであっても改善する見込みがあると判断し、介入を進めていきました。
施術内容
正座には、「膝関節屈曲150°」必要な他に、足の甲を床にピタッとつけるための「足関節底屈45°」の角度が必要になります。また、普段から膝関節が捻じれて変形を生むような歩き方が見受けられた為、歩容改善も目的に施術を実施しました。
- 膝蓋骨モビライゼーション:膝のお皿の可動域向上目的で上下左右に動かす。
- 脂肪体マッサージ:膝・足関節周囲の脂肪体の柔軟性を出すようにほぐす。
- 足関節ストレッチング:アキレス腱、足趾伸筋腱中心に実施。
- 股関節周囲筋のトレーニング:下半身の土台となる股関節周囲(特に殿筋)の筋力低下が見られたため、歩行と階段での膝の負担を減らすために、殿筋よ腸腰筋(インナーマッスル)中心にトレーニング実施。
- セルフケア提案:膝関節・アキレス腱周囲の脂肪体マッサージ、膝関節の捻じれ改善トレーニング、股関節の柔軟性を改善させるストレッチ等
- 歩行指導:足の設置の仕方、肩甲骨の動かし方の修正実施。
経過と変化
初回では、膝関節周囲と足部中心に介入を行った結果、体重をかけない状態での膝屈曲角度が増えました。体重をかけてしゃがむ動き自体は痛み残存。4回目から、体重をかけた状態でしゃがめるようになり、仕事中もしゃがんでから立ち上がる動きなどがスムーズになってきたと聞かれました。7回目の時に、「聞いてください!仕事中何気なく正座してみたら出来ちゃいました」と、痛みなく正座ができるようになった報告を受けました。この時点でかなり膝関節だけでなく足関節の柔軟性が出てきている印象でした。
10回目以降からは、通院の頻度を1ヵ月に1回に落とし、自宅でのセルフエクササイズは継続して頂きながら再発予防期へ移行となりました。
お客様の声
数年前からの膝の痛みでヒアルロン酸を打って凌いでいました。正直このまま徐々に変形するのを待っているだけなのかな、とこれ以上良くなる想像がつきませんでした。痛みが強くなってから手術が必要なのか不安でしたが「手術をしなくても良くなる可能性は大いにあるので諦めないでください!」と背中を押してくれて、信じて任せて本当に良かったと思います。今は、かれこれ1年間注射もしないで大きな痛みもなくこられています。
担当コメント
今回、整形外科で骨にも軽度の異常があると言われ、ヒアルロン酸駐をしてきたけれど、寒い時期に痛みが悪化してしまった症例について書かせていただきました。いかがでしたでしょうか??
レントゲン上で、「変形があります」と言われると、大概は軟骨や骨のすり減りで痛みが生じていると思う方も多くいらっしゃるかと思いますが、痛みを発生させているのは実は違う部分だったということがあります。今回は、まさにそうで、膝関節部分にいくら介入をほどこしていても、問題となっている隣接する関節の硬さが残ったままでは、また日常生活で膝関節に負担をきたしてしまうため、悪くなったり良くなったりを繰り返してしまうことになってしまいます。
「正座」という膝関節にそもそも負担がかかりやすい動きであっても、ある程度筋力があって、ちゃんとストレッチなど続けて柔軟性がでてくることで、問題なくできるようになることがあります!
ただ、一つ言えることは、これは私の力だけでは達成できなかった目標だと感じております。この方は、コツコツ毎日私がお伝えしたセルフケアを継続してくださり、自分でも「痛い時にここをほぐしたら良くなった」「この歩き方の方が膝は楽です」など、日常生活で自分で改善しようとする意志がとても強く感じました。
2人3脚で数カ月間お身体と向き合い、絶対に達成するぞという想いでお互い目標に向かって進めたからこそ、効果的かつ効率的に結果が出たのだと思います。
決して楽なことではありませんが、一度来てくださった方の叶えたい目標は必ず一緒に達成するという想いでおりますので、本気で悩んでいる方こそ、私のところへ足を運んでみませんか?万全な状態でお待ちしております!
ご相談だけでも構いません!
お気軽にご相談してください😊
