50代女性、股関節痛の症例報告
こんにちは!整体サロン アンティオールです!本日は、変形性股関節症による『股関節の痛み(鼠径部痛)』でお悩みの50代女性の症例をご紹介させていただきます。
患者様情報
年齢:50代 性別:女性
職業:デスクワーク(事務系)
主訴:足をつくとかなり痛い。ズボンを履くのが一苦労。
趣味:ゴルフ
目標:手術をせずに股関節の痛みが楽になりたい。ゴルフ(スポーツ)再開。
ご来院のきっかけ
3年前より股関節痛みが出始め、整形外科では「変形性股関節症」の診断を受ける。レントゲン所見より、「手術が必要なレベルなので痛みが強いようなら手術しましょう」と言われているとのこと。一度軽減したため、様子を見ながら生活していたが、ここ数カ月痛みが強くなってしまったとのこと。年齢的に今手術をすると再手術をしないといけないリスクがあり、手術をしないでなんとかならないか、と藁にもすがる思いで当院へご来院されました。
初回時の状態
・片足立ちで足を曲げると鼠径部に痛みとつまり感あり。➡ズボンや靴下履くのが大変。
・歩き始め~歩行中足をついた時に、右鼠径部に痛みの訴えあり。
・股関節90°屈曲+内旋させると、股関節の付け根につまり感訴えあり。
・15分座っているだけでも、太もも外側付け根に違和感あり。
介入
- 筋膜リリース
- 大腿神経~伏在神経へのアプローチ
- 殿筋トレーニング
- 歩行練習
- セルフケア指導
経過・結果
- 初回後:股関節屈曲可動域改善。片足立位時の痛み軽減。
- 4回目:歩行中の痛み訴えなし。
- 10回目:3週間空けると痛みの再発2度あり。
- 15回目:1ヵ月経過しても再発なし。
施術のご相談・ご予約
評価
初回にて、股関節痛の根本的な原因を探っていきました。問診より、「暑がりだから身体を温める機会は少ない」「水分を全然取らない。一日500㎖程度。冷たい物を良く飲む。」「職場の床がコンクリートで足元が冷えやすい」など聞かれ、日常生活で血流が滞り易い状況であったことが伺えました。
触診では、大腿神経周囲の筋膜の硬さが見られ、特に内ももの伏在神経周囲の筋膜に圧痛が強くみられました。また、右骨盤につく腸腰筋に硬さと圧痛あり、横隔膜~肝臓~小腸~盲腸周囲の硬さもあり。動作可能では、股関節90°以上曲げようとすると股関節の付け根につまり感と痛みの訴えがありました。歩行は、身体を前傾させた状態で股関節~膝が常に曲がった状態でした。
施術内容
評価より、痛みの根本原因は「神経の圧迫」だと考え、大腿神経~伏在神経を圧迫してしまっている筋肉を解しました。また、骨盤帯周囲が硬く骨盤前傾(股関節が伸びて身体が起きている状態)が取りにくかったので、可動域をつくるように骨盤周囲の筋膜リリースと内臓アプローチも行いました。
また、付け根のつまり感は、「小殿筋」という筋肉が硬く挟み込みの原因であると考え、そこを緩めた後に、普段「小殿筋」ではなく、「大殿筋下部」「中殿筋」という足を支える筋肉が使えるように、トレーニングも実施しました。トレーニングはセルフケアとしても提案し、継続して頂きました。
さらに、生活では「温める生活」を送るように、入浴10分、暖かい靴下を履く、膝かけを使う、常温の水分を1ℓ以上飲む、等血流が向上するための生活の指導も行いました。
経過と変化
初回後は、ズボンと靴下の脱ぎ履ぎに必要な角度まで股関節を曲げても痛みが軽減したと聞かれました。1週間に1回の施術とセルフケアを継続して頂き、4回目の段階で既に歩行時の痛みの訴えも軽減しておりました。歩行自体も、もともと無意識に痛みを逃がすように体を前傾させて歩いていたのが、身体を起こせるようにもなってきておりました。
その後経過は順調で、3週間に1回と期間を空けていたところ、季節の変わり目の9月~10月で痛みの再発が聞かれました。生活で温める機会が少なくなってしまったことと、水分摂取量も減ってしまったとのことで、生活の見直しをしていただきました。
15回目では、少し違和感を感じた時に自分で痛みをコントロールできるようになってきており、1ヵ月~1ヶ月半に1回と施術期間を空けても再発の訴えなし。少し小走りをしても痛みが無く、ゴルフ再開の兆しが見えたと嬉しいお言葉が聞かれました。
お客様の声
股関節の痛みが出て手術が必要と言われ、他に何か手段はないのか藁にもすがる思いで探しました。最初はマンションの1室に若い子が一人…大丈夫かな?と不安になりましたが、そんなの関係ないくらい知識が豊富で説明も丁寧、実際初回から痛みが軽減して驚きました。今はかなり痛みが軽減していて、自分でもできることを教わって、それをやった直後から股関節が軽くなるので続けられています。友人が調べてくれたので、その友人にも先生にも感謝しかありません。あわよくば、手術をしないで70代まで生活して、運動なんて再開できたら嬉しいなと思っています!今後ともよろしくお願いします。
担当コメント
今回、「手術をしないで痛みを軽減すること」を目標に介入を行いました。実際、50代で手術をするとなると、人工関節の寿命は15~20年と言われている為、100年時代の現代だと、再手術を強いられてしまう時期が来る可能性があります。また、実際関節による痛みではなく、神経や筋肉が痛みを発生させていることもあるため、レントゲンだけの判断ではなく実際に身体を触って評価することが非常に重要です。
元々ゴルフをしていてアクティブなことが好きだったとのことですが、痛みが出始めてから何もしなくなってしまったと聞かれました。そのため、最初は「とりあえず生活が支障なく過ごせればいい。目標は特にないです。」と控えめな発言が聞かれました。施術をしていく中で症状が緩和してくると、「少し信号で走ってみたけど痛くなかった!」「運動何かしたいなあ。」など、アクティブな生活再開に対して前向きな言葉も聞かれるようになりました。
長年痛みと付き合ってきていたので、いざ痛みが軽減してくると、再発することへの恐怖心が出始めてしまうので、運動再開するためのメンタルになるにはまだ少し時間はかかりそうです。トレーニングを通して成功体験を積んで頂き、ゆくゆくはゴルフを再開して頂けるよう、2人3脚で今一度頑張らさせて頂いております。
今回の症例のように関節に問題があると言われていても、問題となっている「神経」に対して施術あうることで、痛みなく生活できるようになる可能性があります!手術適応と言われてしまい、どうしたらいいか迷っている方は、是非一度お身体を診させてください。
ご相談だけでも構いません!
お気軽にご相談してください😊
