20代男性、慢性腰痛の症例報告
こんにちは!整体サロン アンティオールです!本日は「1年近く続く腰の痛み」でお悩みの30代男性の症例をご紹介させていただきます。
患者様情報
年齢:20代 性別:男性
職業:営業、デスクワーク
主訴:ソファやデスクの椅子に長時間座っていると腰が痛くなる。
趣味:自転車、登山
ご来院のきっかけ
仕事が営業の割合からデスクワークと残業が増え、その頃から腰痛を感じるようになった。1年間腰痛があり、なんとか生活できていたが、運動した次の日から激痛に変わり、当院を検索してご来院されました。
初回時の状態
- 安静時座位で左腰部に痛みあり。
- 体幹前屈/後屈/回旋すべての動きで左の腰部下部に痛みあり。
- 仰向けで寝た直後にも腰痛悪化。しばらくすると軽減する状態。
介入
- 筋膜剥がし/リリース
- ストレッチング
- 内臓アプローチ(小腸/大腸)
- 生活指導
経過・結果
- 初回後:体幹前屈での痛み軽度軽減
- 2~4回目:痛み軽減(10点→2~3点)、連続座位持続時間増加
- 5~8回目:寝ている時の痛み軽減(10点→1~2点)、運動後の痛みほとんどなし
- 10回目以降:再発予防期に移行

Before / After
腰を反らした時に腰部を過度にそらす傾向あり。施術後は、お腹の前が伸びやすくなり、股関節伸展の可動性だ出たことで、伸展角度が向上。腰をそらした時の痛みもほぼ0に軽減。
施術のご相談・ご予約
評価
デスクワーク時の姿勢評価では、骨盤帯後傾で常に腰部の筋肉が伸ばされて固まっている状態でした。更に、小腸とがかなり張って重たくなっており、腸腰筋(腰を支える筋肉)との癒着が考えられました。また骨盤帯周囲の筋肉も硬く、股関節の伸びる動きを阻害していて、寝ている時に骨盤が前に引っ張られることで腰が反れて痛みを生じている状態でした。
更に生活では会食でお酒を飲む機会も増えており、水分量がかなり不足しており、睡眠の質も低下している状態でした。
施術内容
- 筋膜剥がし/リリース:腸腰筋、脊柱起立筋、殿筋群、広背筋、鎖骨下筋~後頭下筋群
- ストレッチング:胸部(主に小胸筋と広背筋)、股関節(殿筋群)、ハムストリングス、アキレス腱
- 内臓アプローチ:小腸、大腸、腎臓、横隔膜
- 生活指導:適切な量の水分摂取習慣の促し、ソファの座り方提案
経過と変化
初回では身体を前に倒した時と、身体を反らした時、身体を回旋させた時、それぞれで痛みがMAX10点から4点ほどに軽減しました。ただ生活に戻ると1週間で8点に戻りました。2回目以降は、原因に対してアプローチを重ね、更に生活でとにかく水分量の確保を促しました。5回目あたりから寝ている時の痛みと長時間座った時の痛みが感じない日が増えてきました。8回目以降からは、通院頻度を3週間に1回に開けても、腰痛が気になりにくい状態が続いています。まだ、10回目以降からは3週間~4週間に1回のメンテナンスに切り替えて、寝る前の5分間のストレッチングの継続もしていただいている状態です。最終目標は、腰に負担がかかる姿勢を取ったときに自分で気が付いて、その都度骨盤を起こした良姿勢に修正できることを目指して継続した通院をしていただいております。
お客様の声
慢性的に腰痛があり、座っていても寝ていても腰痛が続いた。運動した日に激痛に変わったのをきっかけに来店しました。施術だけでなく、日常のセルフストレッチ、食生活もアドバイスを頂けるので日々改善できる実感がある。どこが悪くて、なぜそれが起きるのか、改善方法もセットで教えてもらえるので、そごくおすすめです。あと、個室のため、施術中のコミュニケーションもかなり取り易いです!
担当コメント
慢性的な腰痛は年齢問わず、生活習慣(特に睡眠不足によるストレスと水分摂取量)が影響して起こることがほとんどです。今回の症例のように20代であっても、慢性的腰痛が積み重なり、運動などで負荷が更にかかると、コップの水が溢れるように悪化して生活に支障をきたしてしまうことがあります。実際に身体を触られて、痛い場所以外の部分が「え、こんなに硬くて痛いの?」と驚かれることがあります。ご自身が気が付かないうちに徐々に身体が動きにくくなっていることがありますので、お伝えした日々のストレッチングも定期的に継続して頂くと自分で痛みをコントロールできるようになるかと思います!
ご相談だけでも構いません!
お気軽にご相談してください😊
