50代女性、慢性的な肩こりの症例
こんにちは!整体サロン アンティオールです!本日は「10年以上慢性的な肩こりが続き、最近頭痛まで来たしてしまった」ことでお悩みの50代女性の症例をご紹介させていただきます!
患者様情報
年齢:50代 性別:女性
職業:役場仕事(主にパソコン業務、書類整理)
主訴:夕方になると肩こりからくる頭痛が出現。寝ても治らなくなってきた。
ご来院のきっかけ
元々慢性的に10年以上肩こりに悩んでおり、近所のマッサージに通われたり、YouTubeの体操等をして過ごされておりました。寝れば回復してきたので放置していたようですが、最近になって寝ても治りづらく、夕方になると頭痛までくるようになってきたとのことで不安を感じご来院されました。
初回時の状態
- 肩上部一帯に筋硬結、圧痛あり。
- 首の左回旋(振り向きの動き)、首の伸展(上を向く動き)の可動域制限あり。
- 左指先に軽度の痺れが出始めている状態。
- 呼吸も浅く、睡眠では入眠困難の症状あり。
介入
- 肩上部の筋膜剥がし
- 首の神経アプローチ
- 肋骨周囲の内臓アプローチ
- 胸椎の運動療法
経過・結果
- 初回後:首の回旋可動域向上
- 2~5回目:仕事中の肩こり軽減10点→5点
- 6~9回目:肩こり5点→0~1点
- 10~15回目:頭痛回数月に0~1回
初回時のbefore/after

施術のご相談・ご予約
評価
姿勢を見た時に首の位置が前に出ており、猫背の状態で肩の筋肉が張っている状況でした。さらに、呼吸が浅くなってきていることで自律神経が乱れ、頭も重たくなっている状態でした。重たい頭を常に支えている首の付け根の筋肉が硬くなっており、その周囲の神経の癒着により、神経が圧迫されて硬くなってしまっておりました。
施術内容
- 肩上部の筋膜剥がし:肩上部の筋肉とその周囲を通る神経が癒着しており、神経の圧迫を取る目的で行いました。
- 首の神経アプローチ:神経自体の伸び縮みが低下すると痛み刺激が過敏に出てしまうので、神経の伸張性向上を図りました。
- 肋骨周囲の内臓アプローチ:横隔膜の硬さが見られ、呼吸機能も低下していたので、肋骨間の筋肉や肋骨内の肝臓~腎臓~横行結腸を緩めて、肋骨周囲の動きを出すことで、猫背にならず胸が張れるように介入しました。
- 胸椎の運動療法:うつ伏せになり胸椎という12個の骨が1個1個動くような運動を取り入れました。
セルフケアのご提案
① 首の付け根~肩にかけての筋膜剥がし(仕事中痛みが気になりだした時)
➁ 胸椎の運動:キャット&ドック
➂ 水分摂取:体重(kg)×0.2~0.3%=〇L/日→水かお茶で摂取する
経過と変化
- 初回後:首の振り向く動きがスムーズになり、左を向いた時の首の詰まる感じが軽減。
- 2~5回目:仕事中の肩こりが軽減し、頭痛を感じる頻度も減ってきた状態。
- 6~9回目:肩こりを感じる日が1週間に2回ほどに軽減。
- 10~15回目:頭痛回数月に0~1回、仕事中の肩こりを感じることがほとんどなくなった。
お客様の声
放置してきた肩こりから頭痛まで来てしまい、仕事にも支障をきたすなんて思いませんでした。我慢しないでもっと早く来ればよかったなと思いました。正しい姿勢の意識も出来るようになってきていて、この姿勢だと痛みが来るなというのも分かるようになってきて、本当にありがたいです!セルフケアも継続して行っていきたいと思います。
担当コメント
今回、肩こりから頭痛が生じてしまった原因は、肩周囲の神経の圧迫によるものでした。長時間のデスクワークでは、肩の筋肉が固まりそれが神経の中の血管を圧迫することで、痛みを生じていることが多くあります。この場合、根本的な原因は「首の前傾姿勢」です。この姿勢を改善していかない限り、慢性的な症状を改善することは難しいかと思います。なので、しっかりと症状を改善したい場合は、一人一人に合わせたオーダーメイドのセルフケアを継続していくことを当院ではオススメしております。
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