20代女性、トレーニング中の膝関節痛の症例
こんにちは!整体サロン アンティオールです!本日は「膝関節痛でトレーニングが出来なくなってしまった」ことでお悩みの20代女性の症例をご紹介させていただきます!
患者様情報
年齢:20代 性別:女性
職業:デスクワーク
主訴:膝の曲げ伸ばしで膝のお皿の上に痛みがある。歩行中も膝の内側に違和感あり。
ご来院のきっかけ
ウエイトトレーニングで負荷量を増やしていたところ、徐々に右膝に痛みが出始めた。その後3カ月間一向に良くならず、自重でのスクワットもできなくなってきたため、ご来院されました。
初回時の状態
- 右膝お皿上部に突っ張るような痛みあり。
- 膝関節外側の筋肉に圧痛も見られる。
- 荷重をかけて膝関節を曲げた時にお皿の上と膝内側部に痛み出現。
介入
- 膝周囲の軟部組織のマッサージ
- 大腿部(太腿)周囲の筋膜リリース
- 足底部のマッサージ
- 股関節/足首の機能改善トレーニング
経過・結果
- 初回後:お皿の上の痛み半分に軽減
- 2~4回目:自重トレーニング再開可能
- 5~7回目:ウエイト90kgスクワット再開可能
- 8~10回目:再発予防期に移行
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評価
右膝のお皿上部に突っ張るような痛みがあり、膝関節外側の筋肉に圧痛も見られる状態でした。自重にてスクワットの姿勢を取ってもらうと、足首の硬さのせいで、脛に対して太ももが内側に捻じれるように膝を曲げておりました。そのため、荷重をかけて膝関節を曲げた時にお皿の上と膝内側部に痛み出現している状況でした。
施術内容
- 膝周囲の軟部組織のマッサージ:お皿周りの脂肪体が固まっている状態で、脂肪の柔軟性を作り出しました。
- 大腿部(太腿)周囲の筋膜リリース:お皿が外側に引っ張られているのを、外側の筋膜をほぐすことで、お皿の位置の修正を図りました。
- 足底部のマッサージ:足底腱膜、拇趾外転筋の硬さが見られたため、指先で踏ん張れるように柔軟性向上を図りました。
- 股関節/足首の機能改善トレーニング:膝関節を曲げた際に、脛と太ももの捻じれがとれるように、足関節背屈、股関節外旋の可動性向上を図りました。
経過と変化
- 初回後:膝を曲げた時のお皿の上~内側の痛みが10点から5点に軽減。
- 2~4回目:自重でのスクワットで足部の硬さ改善に伴い、膝の捻じれ軽減。自重トレーニング再開。
- 5~7回目:股関節の柔軟性向上に伴い臀部~ハムストリングスの筋出力改善。ウエイト90kgスクワット再開可能。
- 8~10回目:再発予防期に移行。
お客様の声
女性としてウエイトリフティングをしている中で3カ月間程悩んでいた膝の不調も、わずか3回ほどの施術で改善が見られて、驚いています。最近では、重量を増やしたスクワットが出来るようにもなってかなり安心しています。自宅から近いという理由で最初は選びましたが、的確なアドバイスと丁寧な施術に心から感謝しています。
担当コメント
3カ月以上続く痛みは、“慢性痛”に部類されます。本来は、自然治癒力が働くので一度安静にすれば症状が落ち着くはずですが、痛みのある部位に負担がかかり続けると、できたかさぶたが剝がれるように、また炎症などが起きて痛みとして再燃してしまいます。今回は、足首~股関節の硬さにより、スクワット時に膝の痛みのある部位に負担がかかるようなフォームとなっていました。そのため、膝関節周囲だけでなく、根本的にフォームを修正するための股関節+足関節のアプローチを中心に行いました。
3カ月以上続く痛みの場合は、痛みのある部位以外に大きな要因が隠されておりますので、原因の追究が非常に重要です!
ご相談だけでも構いません!
お気軽にご相談してください😊
