膝関節痛の症例報告
整体サロンアンティオールです！今回は10年以上膝の痛みに悩んでいた30代男性の症例を紹介いたします。
30代男性／運送業／学生時代からサッカーで膝を痛めていた
主訴
- 階段の上り下り膝関節内側に痛みあり
- 膝曲げ伸ばしでお皿が引っ張られる違和感あり
初期評価
- お皿上下の可動性低下
- 膝関節伸展角度５°（膝が伸び切らない状態）
- 膝の内側に圧痛あり
介入
- 関節モビライゼーション
- 運動療法
- 筋膜・神経リリース
経過・結果
- お皿の可動性向上
- 膝関節伸展角度0°（膝が伸ばし切れるようになった）
- 膝関節内側の圧痛軽減
膝関節の構造
（内側部痛が出やすい原因）
- 膝蓋脂肪体：痛みセンサーが多数分布
お皿の下・中央部に存在しており、膝を曲げた時はお皿の中の方に移動して、膝を伸ばした時はお皿の下に出てくるようになっている。この脂肪体が硬くなると、お皿の上下の動きを邪魔して、お皿と膝蓋腱とぶつかり合うことで脂肪体に炎症が起きたり、圧迫による痛みが発生する。
評価
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・歩行：左足着地で体重をかける時に膝関節内側部に痛みあり。
・関節：半月板/靭帯のスペシャルテスト異常なし。膝蓋骨の上下の動き乏しい。
・筋：アキレス腱～足底腱膜にかけての硬さあり。
・神経：伏在神経の硬結・伸張性の低下あり。
➡膝蓋脂肪体の硬さと、鵞足部の筋肉と伏在神経の滑走性低下がみられた。
介入内容
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筋膜リリース
- 内側広筋、半腱/半膜様筋、
内側ハムストリングス
腓腹筋、足底腱膜
内臓マニュピレーション
- 小腸、直腸、膀胱、横隔膜
セルフケア指導
- 脂肪体マッサージ（1分／日）
- 膝伸展エクササイズ（10回）
- 筋膜剥がし（入浴中）
患者様の声
「学生の時からの痛みだったので諦めていたけど、今ではサッカーを再開することも出来て本当に諦めなくてよかったと思います！アンティオールさんに感謝です。」
－30代男性
まとめ
膝の内側が痛い場合、膝関節の中の問題ではないことがほとんどです。今回のように、膝回りの脂肪が原因のこともあるかもしれません。何が原因かわからず困っている方はぜひ一度ご相談ください！
ご相談だけでも構いません！
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